毎日が母曜日

3児の母の「ぞうかあさん」が綴る、日々の育児で思うこと。

夜泣きっ子の赤ちゃん

こんにちは。

3人の子象の母さん「ぞうかあさん」です。


ぞうかあさんの3人の子は、3人共、夜中に起きてばかりいる赤ちゃんでした。

いわゆる育児書に載っている、
「◯ヶ月頃になると、夜長く寝るようになって楽になります」
という一般論が全く当てはまらない子ども達でした。

1人目の時は初めての育児ということもあって、たいへん辛かったのを忘れません。
楽になりたくて、赤ちゃんを浴槽に沈めようかと思ったくらいです。

初めての夜泣きでは、丑三つ時をピークに長時間家の中をぐるぐる回っていました。

毎晩毎晩、

どうして、夜泣きするの?

いつ終わるの?

の疑問もぐるぐると頭を回りました。


もしかして、栄養が足りなくて、お腹が減っているのかな?

運動不足で、ぐっすり眠れないのかな?

暑くて起きてしまうのかな?

寒くて眠れないのかな?


思いつくことで、改善できることは全て試しましたが、
情けなくなる程効果なしでした。

ぞうかあさんの1人目の子は、
8カ月頃から始まり、
2カ月くらいで自然になくなりました。

2人目と3人目の子の時は、
母乳を長くあげ続けていたので、泣き声がしたら、添い寝で授乳の繰り返しで、ぐるぐる歩き回ることはなかったです。

夜泣き経験もあり、対策を講じても効果がないのが分かりきっていたので、

「一時期の仕方ないこと」

で片付けてしまいました。
(夜中に眠いのは同じですが)


さて、
夜泣きの原因ですが、

「はっきりとした原因が分からない」

というのが一般的な見解です。

もう、打つ手なし、ですよね。。


全ての赤ちゃんが、夜泣きをするわけではなく、時期も個人差があります。
(お友達の子は、一切夜泣きがなかったらしく、羨ましいと思いました)

ちなみに、家の3人の子は、0カ月から2歳くらいまで、1〜3時間おきに起きました。
時には、4、5時間寝てくれることもありましたが、いつもではありませんでした。

1人目の時は母乳を早くに止めてしまったので、
ぐるぐる歩きながら寝かしつけ→
→ 布団に置くと起きる →
→ 再び歩いて寝かしつけ →
→ 布団で寝るのは短時間 →
→ 再び歩いて寝かしつけ
それを延々と繰り返していたのですが。

夜泣きの原因は分からなくても、原因を考えたくなります。

ぞうかあさんなりに赤ちゃんの気持ちを想像した、夜泣きの原因です。
(あえて、一般的な見解とは異なります)

成長痛

(「成長痛」は、子どもにある、急激な成長に伴う脚の痛みのことです)

ぞうかあさんの1人目と2人目の子は、小学校入学前から3年生くらいまで、成長痛を訴える子でした。
年中ではなく、数日間だけで時期的なものです。長時間痛むわけでもなく、痛みが数時間で治ります。
ただ、夕方から夜にかけて痛むことが多く、夜、痛みで寝付けないようでした。

子どもの成長もそうですが、
赤ちゃんの成長の方がさらに急激です。
たった1年の間に、体重は3倍、身長も⒈5倍になるのですから。

赤ちゃんに成長痛があっても全く不思議ではありません。

急激な成長に伴う痛みで、夜泣きがあるのかもしれないと、ぞうかあさんは思います。
(赤ちゃんは「痛い」と言えませんからね)

「どうしたの?」
「どこか痛いの?」
「どこが痛いの?」
「痛いの、痛いの飛んでいけ」

優しく声をかけて、痛みにある所をさすってあげたいです。
きっと、すぐに治ります。

脳が未発達ゆえの不安

40週あまりを過ごした、お母さんのお腹の中から、この世に生まれたことを忘れてしまい、どこにいるのか分からず不安になって泣くのではないのかなあ、とぞうかあさんは感じます。

私達大人でも、
「寝坊した!大変だ」
と飛び起きて、休みの日だったことを思い出したりします。

また、ぞうかあさんは、18年間暮らした家を出て、1人暮らしを始めたばかりの頃に、目が覚めて見慣れぬ部屋の天井を見ながら、
「ああ、そうだ。1人暮らしを始めたんだった」と、現実を自覚する朝がしばらく続きました。

脳の発達がまだ未熟な赤ちゃんですから、自分が生まれたことを忘れてしまっているのかもしれません。
生まれて日の浅い赤ちゃんは、お母さんのお腹の中と違う外の世界に驚いて、自分がどうなっているのか、ここがどこなのか認識できず怖いのかもしれません。

だから、お腹の中と同じ状態になると、安心して眠ることができるのでしょう。

お腹に中で包まれていたように、お母さんにぎゅーっと抱きしめてほしい。

お腹の中とおんなじ、お母さんの体温を感じていたい。

お腹の中でぷかぷか浮いていたように、ゆらゆら抱っこしてほしい。

「大丈夫、大丈夫。恐くないよ。お母さんがいつも側にいるから。」

「大丈夫、大丈夫。寂しくないよ。お母さんが一緒にいるから」

そう伝えてあげたいです。

お母さんには見えない存在に対する恐怖

ぞうかあさんのお友達から聞いた話です。

「Eちゃんの夜泣きが激しくて困っていったの。ある時、家に兵隊さん(霊)がいると言われて、適切なお祓いをした途端、ぴたっと夜泣きがなくなったの」

そんなこともあるんだなあ〜と思って、聞きました。
Eちゃんは霊感が強い子で、今でも見えるものがあるそうです。

そして、家の末っ子も、、、
1歳10カ月頃で少し話せるようになって、寝室の西側の一角を指差して、
「怖い、怖い」
と訴えるのです。
昼も夜も、その寝室で寝ることを頑なに拒みます。
仕方がないので、寝る部屋を変えたんです。
その後、夜中に起きる回数が激減しました。
全ての赤ちゃんとお家に当てはまるとは思いませんが、そんな不思議な原因もあるんですね。


赤ちゃんの寝顔は見ていて飽きません。

全ての赤ちゃんが、安心して眠れるように、
全てのお母さんが、ゆっくり眠れるように、
大きな空が愛を吹かせてくれるといいのですが。



ありがとう、お母さんな私。

今日も一日、「お母さん」を頑張ったあなたは素晴らしい。

自分のために、「ありがとう」。

今日の「ありがとう」が、明日の気持ちの晴れにつながるように。