毎日が母曜日

3児の母の「ぞうかあさん」が綴る、日々の育児で思うこと。

自分の中の太陽を呼び覚ませ

こんにちは。

3人の子象の母さん「ぞうかあさん」です。


遠くにいる、見ず知らずのお母さんのことを垣間見ることができる世の中になりました。

参考になる、気持ちを共有できる良さがあります。
その反面、実は自己嫌悪の原因にもなりえるので、距離の取り方に気をつけたいです。


クオリティーの高い離乳食を作るお母さん。

デキるワーキングマザー風のお母さん。

綺麗でおしゃれなお母さん。

子どもがいるのに、片付いた素敵なお家に住んでいるお母さん。

などなど、
きらきらしているお母さん像。

輝かしいお母さんをたくさん見てしまうと、
(そういう風に感じてしまうのです)
自分自身を思わず客観視します。

そして、
同じ時間軸で比べると、恐ろしいことになります。

今日も、オールインワンな簡単おじやの離乳食を作る自分。

イライラ心休まらない悲惨なワーキングマザーな自分。

仕事を辞めて、社会との関わりが断たれて、狭い世界で生きている自分。

いつも、緊急で身支度してから外出している自分。

今日も掃除がはかどらず、片付かない家の中で呆然とする自分。

ネットの中のお母さんと、リアルお母さんな自分との差が見える現実。

ネットで見かける輝かしいお母さんも、それは一面であり、自分と同じように涙も苦労もある事は想像できるんですが。


そして、他人と比較して、自分を内観することがあります。

自分も、きらっと光る一面があるのかな。

人に誇れる一面があるのかな。

人に認めて認めてもらえる一面があるのかな。


自分は輝いているのかな。

自分は輝くことができるのかな。



あなたは輝いています。

あなたは輝くことができます。

だって、
お母さんはそれぞれ、太陽を持っているんです。
でも、赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいの時には、それが隠れてしまうのです。
命が身体に宿った時に、お腹の中の赤ちゃんに、いっぱいいっぱいに太陽光を与え続けるために、手取り早く子宮に移動してしまうんです。
そして、産後は命を生み出して疲れ切った子宮を修復するために、光を与えて続けているのです。

産後に気持ちが落ちやすいのも、心に太陽がお留守だから。

太陽の雲隠れではなく、子宮隠れ。
太陽の子宮隠れの期間は人それぞれ。
長い期間、太陽が雲隠れしていて、自分の太陽の存在を忘れてしまうお母さんもいます。

自分に輝きを見出せない時、
太陽が子宮に隠れていると思う時、
そっと子宮に手を触れてみましょう。
子宮の中で、頑張っている太陽に、今度は自分自身でエネルギーを送るのです。

子宮に籠って力を蓄えた太陽は、ある時、存在感を増していきます。
子宮を知らなかった頃の太陽と比べものにならないエネルギーを持って、自己主張し、自分自身を照らすのです。

だから、お母さんは強い
だから、お母さんは尊い
だから、お母さんは輝かしい。

お母さんは太陽そのものなんです。

子どもにとって、太陽の存在の自分を誇りましょう。

あなたの中にもある眠れる太陽を信じましょう。

その存在を意識しましょう。

手をかざして、呼んでみましょう。

太陽の存在を忘れて、輝きを閉じ込めたままにしないように。



ありがとう、お母さんな私。

今日も一日、「お母さん」を頑張ったあなたは素晴らしい。

自分のために、「ありがとう」。

今日の「ありがとう」が、明日の気持ちの晴れにつながるように。