毎日が母曜日

3児の母の「ぞうかあさん」が綴る、日々の育児で思うこと。

お母さんになってから、生きずらい時に

こんにちは。

3人の子象の母さん「ぞうかあさん」です。


思いかけず3人目を授かった直後、ぞうかあさんの仕事に暗雲が立ち込めるようになりました。
職場が自分に合わなくなったのか、自分が職場に合わなくなったのか、分からなくなりました。
自分の仕事ぶりが良くないのか、それとも、自分の存在自体が悪いのかも分かりませんでした。
自分を責めてみたりもしました。
改善するように努めた上でも、相手との関係が上手くいかなかった時は、相手を責めてみたりもしました。

もがき苦しみました。
最終的に、場所に固着すること、仕事に執着することを止めるました。

ぞうかあさんは、12年ぶりに無職になり、専業お母さんになることにしました。

もがき苦しんだ場所を離れても、気持ちが鬱ぎ込むことがありました。
過去を反芻して、また自分のネガティブな思考で、自分自身を傷つけることが、災害のように前触れもなくやってきて苦しみました。

自分も相手も悪くない。
許す方が救われる。

それがいいのは分かるのですが、気持ちはなかなか受け入れません。
いままで嫌いだったものを好きになることくらい、時間がかかることでした。

許せない気持ちと憎んでしまう気持ちが心から出ていくことがなく、ずっとなにかを引きずって歩く日々が続いていました。
「なぜ、こんなことが起こったの」
「どうして、こんなに辛いことになってしまったの」
答えが見つかりませんでした。

ある時、ぞうかあさんは睡眠不足が続き、運転中の眠気に襲われました。
やっとのこと、無事家へたどり着けて安堵しました。
そして、ふっと思ったのです。

あの辛い出来事、気持ちを傷付けられた言動が無ければ、自分は仕事を辞めていなかっただろう。
3人の子どもを育てながら仕事に励び、余裕のない日々を過ごすある日、運転事故を起こしていたのかもしれない。
あの辛かった日々は、最善である今を選択するための道しるべに過ぎなかったのだろう、と感じたのです。
そうなると、わざわざ悪者役を引き受けてくれて、最悪の事態を回避させてくれたひとに感謝の気持ちがふつふつと湧いてきたのです。

辛い出来事を作ってくれて、ありがとうございます。

酷い言動をありがとうございます。

お蔭で、今最善の道が歩けます。
事故にも合わず、親子元気で暮らせています。


そうすると、
母になった自分をウェルカムでない職場(職場の人達)を憎まなくて済みます。

許すより、感謝する方が簡単で、自分がとても幸運だと思えるようになったのです。


他にも、
育児に非協力的な旦那がいたとしても、

子どもを預けられず、仕事ができなかったとしても、

育児に非協力的な旦那を嫌わずに済みます。

子どもを預けられない状況に苦しまずに済みます。

全ては、今の自分の気持ちに関係なく、上手くいっているのです。
長い旅の途中で、今、道の悪い場所を通っているだけなのです。

前の仕事を辞めざるを得なかったけど、、
母になって、人間味が増し、グレードが高くなったあなたが、以前の職場に合わなくなっただけです。今後、自分が活きるより良い場が待ってるんですから。

頼れる人、育児の助っ人役はいないけど、、
人の気持ちを多面的に捉え、周囲と共に幸せになる課題に取り組んでいるだけです。近い将来、大きくなった幸せの和を感じることができるのです。

子どもの預け先が見つからず、仕事ができないけど、、
母親といれる子どもは幸福で、見えないけれど、幸福貯蓄中なんです。この幸福は、自分が今後苦しい時悲しい時に引き落として使えます。


憎み、妬み、嫌悪、苦しみという負の感情が心を覆うことがあったら、心の奴隷ならぬよう、
今が最善の道であると信じましょう。
辛い出来事は、捉え方で気持ちが変わります。

お母さんである全てのあなたが、幸運の旅人で、この道の先には素晴らしい風景が広がっているのです。
たとえ、今が悪路でも。
過去を振り返らず、現実を嘆かず、歩いて行きましょう。


ありがとう、お母さんな私。

今日も一日、「お母さん」を頑張ったあなたは素晴らしい。

自分のために、「ありがとう」。

今日の「ありがとう」が、明日の気持ちの晴れにつながるように。