毎日が母曜日

3児の母の「ぞうかあさん」が綴る、日々の育児で思うこと。

目で見えているこの小さな世界

こんにちは。

3人の子象の母さん「ぞうかあさん」です。


2歳を目前にした家の末っ子が、寝室の一点を見つめて「こわい」と言い始めました。それからというもの、その寝室で寝るのを拒むのです。仕方がないので、もう一つの寝室で寝ることになりました。

その寝室なんですが、上の子が4歳くらいの時にも、「おばけがいて、こわい」と言った場所なんです。

よく聞く話なんですが、家の子ども達にも、私には見えない世界が見えるようです。

まだ言葉を話さない小さな子どもは神様だと、聞いたことがあります。
小さな身体で、小さな存在で、その小さな目で見えている世界が、実は私達大人が見えている世界よりずっと広いのかもしれません。

「見えないけれどあるんだね」の分からない世界を丁寧に扱いたいです。
もしかしたら、私達がまだ小さな子どもの頃には見えていた世界なのかもしれません。

大人になって世界が広がったと思っているけれども、それは見える世界だけの話なんでしょうね。
私達は誰もが、生まれ持った自分の宇宙を持っています。
でも、大人になる過程で社会に深く関わるようになると、その宇宙の存在を忘れてしまいがちです。

子どもが持っている広い宇宙を感じて、
自分の目で見えているこの世界の小ささを実感するのでした。