毎日が母曜日

3児の母の「ぞうかあさん」が綴る、日々の育児で思うこと。

いいお母さんへの近道

こんにちは。

3人の子象の母さん「ぞうかあさん」です。


ぞうかあさんは、お母さん歴17年目になります。
「いいお母さん」でありたいと、ずーっと思っていました。
そう思いつつ、「いいお母さん」とは、どういうお母さんなんだろう、と考えていました。

好き嫌いのない子どもになるような、料理上手なお母さん?

みんなに、おいしそうと思われるようなお弁当が作れるお母さん?

幼稚園の通園に必要なバッグや子どもの服が上手に作れるお母さん?

読み聞かせをしたり、字を教えてあげたり教育熱心なお母さん?

子どもの好きなことを一緒に応援できるお母さん?

もう挙げたらキリがないほど、たくさん思い浮かび、「いいお母さん」は実は万能な人間でなければいけない気がしてきてしまいます。

お母さんにも得意不得意があります。
頑張れないことも、頑張る余裕がないことが実は多くて、「いいお母さん」への道って険しいなあ、と思っていました。


でもね、
結局のところ、

「いい気持ちを持ったお母さん」が、「いいお母さん」になれるんです!

無理してあれもこれも頑張って完璧にこなすよりも、お母さんの気持ちを「良好」な状態に保つことが、「いいお母さん」への一番の近道なんです!


まずは、自分の気持ちを客観視できるようにしてみましょう。

自分の今の気持ちは、どうですか?

深呼吸して、目を閉じてみてください。

どんな感情が表れてきますか?


さあ、次に「いい気持ち」の状態を考えてみます。

ポジティブで、明るい気持ち、生きている価値を見出せるのが、「いい気持ち」の本質です。

愛おしい

幸せ

楽しい

わくわくする


お母さんの気持ちが愛で満たされていると、子どもにも愛を与えることができます。

お母さんの気持ちが幸せで溢れていると、子どもに幸せを教えることができます。

お母さんの気持ちが楽しく弾んでいると、子どもにも生きる楽しみを見せてあげることができます。

お母さん気持ちがわくわくしていると、子どもにあらゆる分野の好奇心を持たせてあげることができます。

逆に、お母さんが愛に飢えていると、子どもから愛情を与えてもらうことを無意識に求めてしまいます。

お母さんが喜ぶことをしてほしい!
お母さんの自慢の子であってほしい!

という強い思いがある場合は、お母さんの気持ちが愛情不足です。

私たちは、
善意を持った言動、
親切、
尊重してもらえる、
認めてもらえる、
そういったことで、気持ちに愛を満たすことができます。

ただ、そんな素敵な時間だけが存在するわけではありません。

時には、
お友達から、
ママ友から、
近所の人から、
身内から、
の言動で、
気持ちを切り裂かれることも、
気持ちに棘を刺されることも、
気持ちに毒を盛られることも
あります。
そういうことがあると、心に傷ができ、愛を蓄えることができません。
幸せは色褪せ、楽しみが見えず、わくわくの原動力を失います。

気持ちに傷のあるお母さんは、子どもの気持ちを傷付けてしまう可能性があります。
(お母さんを傷付けた人も、また心に傷があるのでしょうね。心の傷は伝染します)

子どもに伝染しないように、心の傷を癒し、治療して、愛を補充する必要が出てきます。
その方法は、人それぞれです。
自分の気持ちが傷付く原因から距離をおく。
受け流す。
その言動を忘れてしまう。
できることなら、そうしたいです。

でも、ぞうかあさんは難しいです。
気持ちの修復に時間がかかります。
治したフリをして、ぶり返したり、更に悪化させたりします。

人に聞いてもらう(愚痴る)と、その時はすっきりしますが、傷を大きくしているようで、結局自分で自分自身を傷付けてしまいます。

ぞうかあさんなりの気持ちの手当てですが、少し良くなるのでこうします。
嫌だった、
辛い、
悔しい、
惨めだった、
その気持ちを認めてから、両手で自分の身体をぎゅっと抱きしめて丸まります。
夜、布団の中でこれをやると、ずいぶんと楽になります。

好きなものを食べたり、落ち着く場所でボケーっとしたり、他の対処療法もします。

そうやって、気持ちの傷が子どもに移らないように、最新の注意を払います。


実は、単純に、お母さんが幸せであれば、子どもも幸せです。

そして、お母さんが愛で満たされていれば、子どもにも愛が育まれます。

子どもが幸せと愛を実感できる時に、お母さんは「いいお母さん」になれるのです。

まず、お母さん自身が幸せと愛を見出すことで、「いいお母さん」への近道が見えてくるのです。