毎日が母曜日

3児の母の「ぞうかあさん」が綴る、日々の育児で思うこと。

子どもの前で失敗する経験

こんにちは。

3人の子象の母さん「ぞうかあさん」です。


数年前、親子でお節作りをする催しがありました。
主催者は、それぞれ同年代のお子さんを持つお母さんでした。
主催者の内の一人のお母さんは、この催しに関して、できる範囲のことをできたらいい、失敗を子どもに見せることもいい経験、という考えの持ち主。
一方、もう一人のお母さんは、子どもの前で失敗はできない、完璧を求める人。
正反対のお母さんでした。

お節料理は頻繁に作るものでもないですし、実際に作ったことがあるお母さんが少ないのが現状でした。

結果としては、お節作りの催しは、途中ハプニングもありつつ、なんとか形にもなり、満足のいくものになりました。(これは、参加したぞうかあさんの個人的な感想ですが)


この催しを通して、ぞうかあさんが気になったのは、主催者の正反対のお母さんお二人です。
それぞれ違った考えを持っていますが、お二人共とっても素敵なお母さんです。

ぞうかあさんは、失敗もしますし、 努めて完璧を目指してはいます。

でも、「子どもに失敗を見せられないお母さん」のように、完璧ではありません。
そして、「子どもに失敗も見せるお母さん」のように、失敗を笑い飛ばすこともできないんですが。

「子どもに失敗を見せられないお母さん」を見ていると、とても頑張り屋さんです。きっといろいろなことに努力して頑張ってきたんだと思います。
結果がとても大事なんだと思います。だから、勝利とか結果がわかりやすい数字を重視します。
何か、成功や賞賛の声を得るために、躍起になっている印象があります。

一方、「子どもに失敗も見せるお母さん」は、いろいろなことに興味を持ち、楽しそうに暮らしています。
結果を考えず、挑戦することや、挑戦したことのプロセスをとても大事にしています。
常に、人にシェアすることを考えていて、感謝されています。

お母さんの意識が違うと、お子さんにも違いが出るんだろうな、と思っていますが、まだ今のところは分かりません。
お二人のお子さんは、それぞれとっても可愛らしい娘さんで、いい子です。
ただ、「子どもに失敗を見せられないお母さん」の娘さんは、常に習い事をしていて、忙しそうです。
一方、「子どもに失敗も見せるお母さん」の娘さんは、キラリと光るものがあって、年下の子どもと遊ぶのが得意で、人気者です。

あとですね、
「子どもに失敗を見せられないお母さん」のご主人は娘さんをとっても可愛がっていたんですが、離婚することになってしまいました。
一方で、「子どもに失敗も見せるお母さん」のご主人は、当初子どもの活動に積極的に関わっていなかったんですが、最近は関わってくることが増えました。

あなたは、どちらですか?
どっちのお母さんがいいですか?

ぞうかあさんは、失敗を笑い飛ばす程の余裕が実はないんですが。
でも、「笑う門には福来る」とも言いますし、笑って失敗を成功のもとにするように、笑うようにしたいですね。
そうして、無理せず、自分なりに成長していきたいです。
だって、失敗した自分に負い目を感じたり、原因追求して人のせいにするよりは、笑った方が気持ちがいいですもの。
(お節の黒豆を焦がした時は、悲しくて笑えませんでしたが)



ありがとう、お母さんな私。

今日も一日、「お母さん」を頑張ったあなたは素晴らしい。

自分のために、「ありがとう」。

今日の「ありがとう」が、明日の気持ちの晴れにつながるように。