お母さんの言霊
こんにちは。
3人の子象の母さん「ぞうかあさん」です。
赤ちゃんは、お母さんのお腹にいる頃、妊娠20週目くらいから、お母さんの声を認識しているといいます。
赤ちゃんが成長し、表情が豊かになってくると、お母さんの声に反応します。
お母さんが明るい声を出すと、笑顔を見せます。
お母さんが困った声を出すと、眉間にしわを寄せたり、口をすぼめてみせたりします。
お母さんが驚いた声を出すと、目を大きく見開きます。
お母さんが優しい消えを出すと、目尻が下がります。
お母さんが恐い声を出すと、顔が曇ります。
言霊という言葉がありますが、お母さんの声には赤ちゃんに魂を吹き込むほどの影響があります。
優しい魂も、意地悪な魂も。
果敢な魂も、臆病な魂も。
明るい魂も、暗い魂も。
自信のある魂も、自信にない魂も。
楽観的な魂も、悲観的な魂も。
愉しい魂も、憂いの魂も。
お母さんの声色と発する言葉で、子どもの性質が決定されます。
大丈夫じゃないことも、お母さんが明るく「大丈夫」と言えば大丈夫になるように。
恐いことも、お母さんが「すごいね」と言えば怖くなくなるように。
嫌なことも、お母さんが「おもしろそうね」と言えば嫌じゃなくなるように。
子どもの気持ちさえも変わります。
「大丈夫」
「すごいね」
「よかったね」
「素敵ね」
「いいね」
子どもに広がる宇宙が広く、深く、星が明るく輝くように、お母さんは言葉を選んでいきたいです。
いつか、お母さん自身が、子どもの広大な宇宙に助けられることが起きます。