お母さんの達人
こんにちは。
3人の子象の母さん「ぞうかあさん」です。
お母さんは深めるとどこまでも深く掘り進められるので、何をどこまでやるのかはその人の個性です。
子どものお弁当をシンプルに作るのか、手のかかったキャラ弁にするのかも個性です。
日々の食事に手をかけるのか、手を抜くのかも個性です。
子どもの服や持ち物を手作りにするのか、こだわったブランドのものにするのか、大衆的な量販店のものにするのかも個性です。
子どもに買うおもちゃに親の価値観を重視するのも、子どもの興味に従うのかも個性です。
そうなんです。
親の個性だと思った方がいいです。
ぞうかあさんはお裁縫が苦手です。
なので、幼稚園で使うかばんの類に手作りを強要されると、とーっても困ります。
苦手なものがさらに苦手になってしまうんです。
それだけでなく、苦手なことを無理にしてやって上手くいかず、嫌いになったりします。
それとは逆に、お弁当作りは面倒で嫌だなあと思っていましたが、やってみたら楽しかったです。
お母さんそれぞれで得手不得手があります。
どんなに頑張っても上手くいかないことだってあります。
お母さんになってチャレンジしたことが、実はおもしろかったという発見もあります。
だから、
お母さんは、自分の個性を見せる一つの側面に過ぎないんです。
お母さんとして課せられた課題が、できてもいいし、チャレンジしてできなくてもいいんです。
向き不向きは個性です。
ぞうかあさんの妹も同じく裁縫が苦手です。
そして、子どもの保育園で用意するかばんやコップ入れ作りを、裁縫が得意な母に作ってもらいました。笑
ある時知り合ったお母さんは、小学校の子どもの夏休みの自由研究で、石鹸を作りました。
手作り石鹸の魅力に虜になって、今はそのお仕事をしています。
そのお母さんを見て、思ったんです。
すごい!
お母さんの達人だ、
って。
お母さんである役割から、自分の人生を新しく切り開いているんですもの。
お母さんであることを100パーセント以上出し切っているんです。
お母さんという自分をどう乗りこなすか。
お母さんであることをどう人生に活かしていくか。
私たちに必要なのは、そういうことなんです。
どんな乗り物で、
どんな道を通って、
どこに行ってもいいように、
どんなお母さんであってもいいし、
どんな関わりを社会の中でもってもいいし、
どんな人生を創ってもいいのです。
まずは自分を見つめて、
自分の個性を知り、
自分にどんなお母さんが合っているのか見る視力を持ちましょう。
お母さんだからって、
みんながみんな
同じ乗り物で、
同じ道を通って、
同じ場所に行かなくてもいいんです。
辛い苦しいと感じるのは、みんなと同じにこだわるからじゃないですか?
その乗り物(お母さんのかたち)が合っていないんです。
その道(社会との関わり方)が合っていないんです。
自分の個性を大切に。
個性にぴったりな乗り物と道があるはずです。
それが見つかれば、お母さんの達人。
達人になって、自分の人生を創ってしまいましょう。