毎日が母曜日

3児の母の「ぞうかあさん」が綴る、日々の育児で思うこと。

いやいや期

こんにちは。

3人の子象の母さん「ぞうかあさん」です。


家の末っ子が先日2歳になりました。

「魔の2歳児」です。

かわいい反面、鬼のような形相で泣きじゃくり、手に負えないことも多いです。


ちょっと手伝って、スプーンでごはんをすくったら、
(自分ですくいたい)
スプーンを投げて、泣きじゃくって大抗議。

一緒に部屋に入ろうと、ドアを開けたら、
(自分が開けたかった)
じたんだ踏んで、大抗議。

一緒にみかんを食べているお姉ちゃんが、みかんの1房を食べたら、
(それは私の、という思いがあるようで)
大抗議。
まだ、いっぱいみかんがあるのにね。

買い物に行き、好奇心を持ったものから、そうっと引き離そうとしたら、
(破損が恐ろしいので)
大反抗。

小さなことでも、大きな地雷になって、大泣きしたりします。

そして、

1日に何回も起こります。

場所も構わずに起こります。

一度起こるとなかなか収まらず、
他のことに気を逸らそうとすると、さらに激しくなったりするのです。
(少し前なら、気を逸らして泣き止ますこともできたのですが)

0歳、1歳代前半の頃の育児も大変ですが、泣く理由が分かりやすい欲求のことが多いです。

お腹が空いている、喉が渇いていて泣いているのであれば、
おっぱいかミルク、ごはん、水を与えれば収まります。

眠くて泣いているのであれば、
おっぱいをあげたり(そうすると自然に寝ます)、抱っこして寝かしつければ、収まります。

後追いがあったり、お母さんに構ってほしくて泣いているのであれば、
相手をしてあげれば収まります。

でも、
いやいや期の泣き方は、子どもの気持ちの整理がつくまで待つことが必要なことも多いです。

親(きょうだい)を敵対して、泣いているようにも見えます。

一人でやりたい。
自分はこうしたい。
という、日々強くなる自我。

自分を分かってほしい、
自分の気持ちを受け入れてほしい、
という新たな欲求です。

その根本には、
親(きょうだい)に、自分に愛情を注いでほしいという、誰もが望むことがあるのです。

だから、
いやいや期の泣きじゃくりは、子どもにとっての葛藤であり、
愛情獲得のための聖戦です。

道理で、あんなに勇ましいわけです。
聖戦の兵士なんですもんね。

子どもが始めたこの聖戦を収束させるには、親が負けてしまうのが一番です。

向こうが奪おうとしているものを差し出せばいいんです。

子どもが一番欲しい親からの愛情を渡してしまえばいいのです。

では、
愛情の渡し方は、また次回。


ありがとう、お母さんな私。

今日も一日、「お母さん」を頑張ったあなたは素晴らしい。

自分のために、「ありがとう」。

今日の「ありがとう」が、明日の気持ちの晴れにつながるように。